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Ikedaの徒然雑記。

ノートPCが自由になる時。

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ノートPCが自由になる時。新しいエネルギー系テクノロジーというと記憶に新しく話題から消えたWESですが、今度は眉にツバつける準備は不要みたいですよ?

インテルが電源コード不要の「ワイヤレス電力」を開発、実演ムービーを公開 – GIGAZINE

現在サンフランシスコで開催中のイベント「2008 Intel Developer Forum」で、Intelが「WREL」という技術の研究内容を発表した、とのこと。

このWREL、Wireless Resonant Energy Link / ワイヤレス共振エネルギー・リンクの略だそうで、要するに電力をワイヤレスで伝送する技術、だそうです。詳しくは続きに。

少し前にエプソンなどが発表している「無接点電力伝送モジュール」もワイヤレスではありますが、これは磁気コイル同士の電磁誘導現象を利用して電力を伝える、というものですが、これは伝送効率が良くなかったり(従来は20~30%。エプソンのモジュールは劇的に進歩しているけども70%程度)、コイル同士の位置ズレに弱い(エプソン品はこれも改良されていますが、それでも許容量はミリ単位)など、まだまだ実用化できる分野が限られていました。

Intelが発表した WREL は電磁誘導ではなく「強結合共振器」を使い、送受信側が共振することによってエネルギーを効率よく伝送する、というものらしいです。今回のデモではワイヤレスで60ワットの電球を点灯させる事に成功したとか。60WあればノートPCを稼動させるのには充分ですよね~~。

Intel CTO のラトナー氏曰く、「このテクノロジーをノートブックPCなどに搭載すれば、送信側の共振器から数十センチの距離に近づけることでバッテリーを充電することが可能になります。」

まだ技術的な課題が幾つか残っているものの、デスクにノートPCを置くとか部屋に入るだけで給電される、なんてことが実現される日はそう遠くないようです。

ちなみにこのデモの様子がYouTubeにIntel自らアップしているようです。

Intel CTO: No more power cords

なんかでっかいコイル状のものが共振器なんでしょうね。
電球側の装置を手で持ち上げてあちこち動かしてみたりしてますが、きちんと点灯しています。

他にもいくつかムービーがアップされているようです。詳しくはGIGAZINEのエントリをご覧あれ。

少し前のノートPCは持ち運び可能なPCと謳われてはいましたが、実際は色々なケーブルが接続され「移動させることも可能なデスクトップPC」という感が拭えない代物でした。ここ数年、無線LANの普及・性能向上によりイーサケーブルはどんどん消えていきましたが、まだ電源ケーブルという鎖は残っていたわけです。

この技術が実用化・普及した時、ノートPCは真に自由を手に入れられるのかもしれませんね。

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