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Ikedaの徒然雑記。

母親のその後。

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母親のその後。今日、母親の主治医にお会いし、術後の経過と今後の治療についてお話を伺ってきました。



母親の現状ですが、術後から接続されていた点滴や排泄用のチューブ類はかなり減り、自力でトイレに行けるまで回復しました。

しかし、喉のカニューレ(呼吸確保の為)はまだ取れていませんので、声を出すことはできません。また、術後から喉の奥がが腫れ、唾液が気管に流れ込んでしまうため、まだ飲み食いすることができず、食事は鼻から胃まで入れたチューブで流動食を流し込んでいる状態です。

とは言え少しずつ腫れも引いているそうなので、そろそろ嚥下と発声のリハビリが始まると思われます。

問題は前回のエントリにも書きましたが、右鎖骨の裏側に浸潤していたため取りきることができなかったガン細胞です。

病理検査の結果、甲状腺左側は比較的良性の「乳頭ガン細胞」であることが判明しました。しかし、右側は若干悪性化しており、そのため右リンパ節に転移していたものと思われる、とのことでした。さらに、転移の際に「未分化ガン細胞」と呼ばれる悪性のものに転化しているらしいのです。

右肩が腫れ、痛みが出てくるまでが1~2ヶ月という短い期間だったので、もしかすると進行の早い未分化ガンかもしれない、とは思っていましたが、、、やはり。

未分化ガン細胞は進行が非常に速く、がっつり悪性のガン細胞です。少量とは言え悪性ガン細胞が体内に残っている以上、早急に何らかの手を打つ必要があります。

主治医の判断は「放射線療法」と「抗ガン剤療法」を併用する、というもの。

抗ガン剤と聞くと、抜け毛や嘔吐など激しい副作用をイメージしますが、今回はそういった副作用の少ない服用タイプのものを使う予定だそうです。

しかしながら、母親のケース(乳頭ガンから未分化ガンへの転化転移)は結構なレアケースらしく、確実に効くという治療法はまだないそうです。従って、放射線と抗がん剤という療法が現時点では打てる手の全てであり、どこまで効果があるかは「やってみなわからん」という状況です。

残念ながら未分化細胞に転化していると思われます」
奇跡的に放射線と抗がん剤が効いて完治する可能性がゼロというわけではありません」

主治医のこの言葉に、自分としても覚悟を決めておく必要がある、と実感しました。

もちろん出来る限りの治療は受けさせるつもりです。例え完治が奇跡的な確率だとしても。

俺が幼稚園の頃父が他界し、それから今まで母は女手一つで俺と妹、二人の子供を育ててきてくれました。その苦労は誰よりもわかっているつもりです。

だからこそ、楽になって欲しい。ガンを克服し、自由に動ける体に戻って欲しい。そして子育てに費やした人生を少しでも取り戻して欲しい。

これが俺の理想です。

でも、もし。

もし、最悪の状態に陥ったとしたら。。。。

その時、延命措置は母も望まないでしょう。

俺もその意思を尊重するつもりです。

今までお疲れ様、本当にありがとう、と父の元に送り出してあげるのが、せめてもの親孝行なのかもしれない。

そんな縁起でもないことをつらつらと考えてしまう今日この頃でした。

 

2009/01/22 追記:

NETAHULLにて興味深い調査結果が取り上げられていました。

がん闘病、医師と患者の考え方にギャップ:NETAFULL
がん闘病にギャップ…「最後まで闘う」医者は2割:ZAKZAK(ソース)

がん患者や医師らを対象にした死生観に関するアンケートで、望ましい死を迎えるために、がん患者の81%は「最後まで病気と闘うこと」が重要と回答したが、医師は19%だったとの結果を、東京大の研究グループが発表した。

今まさにこういう事態を想定せざるを得ない状況になっている自分としては本当に興味深い結果です。嫁も看護師ですし。

まだ自分の中の考えがまとまらないのですが、、とりあえずは自己満足と言われようと、ある程度の手は尽くしたと思いたいですね。でもあまり苦しませたくはない。

相反するこの二つ、どうバランスを取るか、また自分の中で「区切り」をどうつけるかが難しいところですね。

4件のコメント

  1. かける言葉がなかなかみつかりませんが、お母様の様態が出来るだけ穏やかでありますように。
    いつか逝ってしまうと分かっていても、なかなか現実として受け入れるのは難しいですよね。
    私の母が乳癌と分かった時も同じように思いました。

    一緒にいられる時間がどれくらいあるかは、お互いが健康であろうがなかろうが分かりません。それは等分だと思うのです。
    健康に気を付けてお母様を支えてあげてください。
    私もそうします。

  2. 看病大変だと思いますが、看病する側も看病で体を壊すと看病が出来なくなる・・・
    と言う体験を父親の時に体験しました。
    奥さん共々自分の体も大切にして最善を尽くして下さいね。

    中学生の時に、2年間の闘病の末に胃ガンで亡くなった母親の事を暫くぶりに思い出しました。

  3. 直接お話しもしたけど俺も母親が肺がんになったとき家族はかなりの精神力が必要でした。連れの父親も今抗がん剤投与して癌と闘っています。

    ふんさんも仰っていますがikedaさん一家も気疲れや体力に十分気をつけて出来る限りの事をしてあげてね。

    がんばってね!

  4. 皆様コメントありがとうございます(TдT)

    甲状腺がんは比較的良いヤツ、と聞いていたので安心していましたが
    やはりガン細胞はガン細胞でしたね。

    いつ何時、悪性化するかわかりません。


    またお袋の様子はブログに書くと思いますが、今のところ見た目元気です。
    まだ鼻と喉のチューブは外れてませんが・・


    せめてもの救いは、ガンによる痛みや抗がん剤の副作用と闘っている姿を(まだ)見ないで済んでいる、というところですね。
    実際問題として、放射線と抗がん剤がどこまで効いてくれるか・・・そこを考えると暗くなります^^;;

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