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Ikedaの徒然雑記。

ガン闘病において、「最後まで闘う」とは。

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ガン闘病において、「最後まで闘う」とは。

ちょっと前のエントリに追記したんですが、、

以前、NETAHULLにて興味深い調査結果が取り上げられていました。

がん闘病、医師と患者の考え方にギャップ:NETAFULL
がん闘病にギャップ…「最後まで闘う」医者は2割:ZAKZAK(ソース)

がん患者や医師らを対象にした死生観に関するアンケートで、望ましい死を迎えるために、がん患者の81%は「最後まで病気と闘うこと」が重要と回答したが、医師は19%だったとの結果を、東京大の研究グループが発表した。

 

今まさにこういう事態を想定せざるを得ない状況になっている自分としては本当に興味深い結果です。嫁も看護師ですし。



ガンと最後まで闘う」ということ、、、逆に言えばそれは「最後まで痛みと苦しみに耐える」ことだと言えるのではないでしょうか。

 

医師や看護師という、現場の最前線で戦う人々は、今まで幾度となくそういう場面を目にしてきているのかもしれません。実際に妻も過去に何度か目にしてきたようです(ガンではなかったようですが)。

・看護師というプロだからこそ、治る確率がどれくらいなのか、経験的にわかるのでしょう。

であれば、、、奇跡を信じるよりも、今その苦しみや痛みから解放してあげたい。

そう思うのかもしれません。自分自身も見たくないでしょうしね。

 

一方「体に苦痛を感じないこと」「家族と一緒に過ごすこと」などは患者も医師も大半が重要とし、差はなかった。

 

ということなので、決して医師・看護師が適当な治療で妥協すればいい、と考えているわけではないでしょう。治せるものなら治してあげたい。医療に携わるほとんどの方がそう思っているに違いないはず。

 

でも、治せない。治らない。残された命があと僅かだということが直感的にわかってしまう。

 

ならば。

 

少なくとも、痛みや苦しみから解放してあげたい。最期の時を山のようなチューブ・ケーブルとモニタ機器ではなく、愛する家族で囲んであげたい。

 

だからこそ、「最期まで闘う」ことが最も重要ではない、と考える医師が2割に満たなかったのかもしれません。重要である、と応えた2割の医師も、痛みや苦しみを味わわせたいと思っているわけではないでしょうしね。

 

この意識の差に、末期ガンとの闘病がいかに過酷で壮絶なものか、垣間見える気がします。それを実感できるのは、きっと自分がその立場になってからなのかもしれません。

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