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Ikedaの徒然雑記。

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SAS対策のススメ

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SAS対策のススメこんばんは、ikedaです。

突然ですが、「」って聞いたことありますか?

(`・ω・´)ノ ハイッ!「空挺特殊部隊(Special Air Service)!」

マニアックですな。

(`・ω・´) んじゃ,「Southern  All  Stars!」

確かにソッチのほうが遥かに有名だけど今回の話はそれではなく。


睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)

病気の定義(概念)

無呼吸・低呼吸指数」(apnea hypopnea index; AHI) が5以上かつ日中の過眠などの症候を伴うときを睡眠時無呼吸症候群とする定義が多い(米国睡眠医学会の提唱する基準より)。

ここでは

無呼吸
口、鼻の気流が10秒以上停止すること。
低呼吸
10秒以上換気量が50%以上低下すること。
無呼吸・低呼吸指数 
1時間あたりの無呼吸と低呼吸を合わせたもの。
を指す。

Wikipediaより

以前からイビキがすごいということは周囲から聞いていて自覚していました。とは言え寝ている時のこと、自分ではどうすることもできないので、周囲の人達が眠るまで寝るのを我慢したり、少し離れた場所で布団を頭から被って寝たり、、ということをしていました。

また、朝起きた時に口の中・・ひどいときは喉の奥の方までカラッカラに乾いているんですが、これが普通だろうと思ってました。他の人も似たようなものなんだろう、と。

さらに昼間、何の前触れもなく突然ものすごい睡魔に襲われて、抵抗する間もなく数秒間「落ちて」しまったり。自分としてはちょっと目を閉じたくらいの感覚なのに実は寝ていたり。

睡眠時間としてはそんなに短い時間ではなかったので、自分としてはあまり「睡眠不足」とは思っていなかったんですよね。ただ仕事中にもこういうことがあるので、周囲へ迷惑をかけてしまうことが非常に申し訳なく思っていました。自分は何かおかしいんじゃないか?という漠然とした不安は確かにありましたね。

そんな時、「SAS – 」という病名を耳にしました。今ではだいぶメジャーになってきた病名なので結構解説サイトがありますが、当時はあんまりなかったんですよねぇ。。

調べれば調べるほど自分の状態に合致します。これはもうダメかもわからんね間違いない、自分はSASだ、と自覚しました。

クリニックを探す

さて、疑わしき病名はわかった。となると、診察して頂ける病院を探さねば。。。。って、ちょっと待て、これって耳鼻科?それとも内科?

Google先生にお伺いを立て、SASの診療を行なっている病院・クリニックをピックアップした結果、場所や診療時間から、横浜駅近くにある「横浜呼吸器クリニック」に伺うことにしました。

後日判明したんですが、このチョイスはかなり大正解だったようです。
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2丁目24−1 谷川ビル2F


こちらは完全予約制なのでまずは電話にて初診の予約を。

初めての診察

予約日、少し早めにクリニックに伺うと、平日昼間にも関わらず待合室はかなり混雑していました。緊張しながら診察を待っていると、スピーカーから次の患者さんを呼び込む先生の声が聞こえてきました。

「おぉ、ここの先生はいい声されてるなぁ」

と思った記憶があります。穏やかな口調と声で、根拠もなく「この先生はいい先生に違いない」と思ってしまいました。

いよいよ自分の名前が呼ばれ、先生と初対面。声からイメージしていた通り、穏やかで柔和だけれども、膨大な知識と長い経験に裏打ちされた「芯」が見え隠れする、そんな先生でした。

経緯や症状などの問診を経て、症状の程度などを調べる「終夜睡眠ポリグラフ検査」を受けることに。

終夜睡眠ポリグラフ検査

要するにいつものように一晩寝るだけです。ただし、体中にセンサーやらなんやらが取り付けられた状態ですが^^;;

従って一泊の検査入院となります。横浜呼吸器クリニックでは個室が5部屋用意されており、夕方18時~翌朝までの入院(検査は20~21時頃から翌5~6時頃)となります。もちろん予約が必要。僕の場合は運良く3週間後くらいの予約が取れました。

検査当日は特になにも準備は必要ないです。あ、保険証と入院検査費(自費・確か3万円程度)は必要です(笑)

入院手続きを済ませ、検査が始まるまでの間に夕食を済ませておきます。検査中は基本的にベッドから動けません。トイレに行きたい場合はスタッフさんにセンサーケーブルを一度切断(もちろんケーブル中間のコネクタを外すだけですが)して頂く必要がありますので、できるだけ検査前に「絞り出して」おきましょう(^^;;

検査着(浴衣みたいなやつ)に着替え、センサー装着開始。脳波、心電図、酸素飽和度、その他諸々の電極やらケーブルやら何やらが手際よく取り付けられていきます。気分は完全に「ショッカーに改造されている途中の仮面ライダー」(例えが古い)。

あとは寝るだけ。。。。なんですが、当然ながらなかなか寝付けません。普段こんな時間に寝ること無いし、枕も違うわケーブルだらけだわ。

翌朝は5~6時に起こされ、センサー類を外して貰います。電極をくっつけておくためのパテ状のものが身体中に(髪の中まで)あるので、ともかくシャワーですな。このパテ状のやつがなかなか落ちないんだこれが。

検査結果は1週間後に出るとのことで、そちらの予約と入院検査費の支払いを済ませて退院、となりました。

そして検査結果は

検査データとして体内の酸素飽和度の推移を見せて頂きました。正常範囲であれば緑のライン、飽和度が下がって範囲を超えるほど赤いラインが表示されるんですが、僕の場合眠り始めだけが緑色で、あとは「真っ赤っ赤」。

先生曰く「うん、かなり重症だねー」

「本来はCPAPの圧力を決めるための検査入院がもう一度必要なんだけど、今は予約がいっぱいで3ヶ月後しか空いてない。でも、君の場合そんな悠長なことは言ってられない。ともかく、私(先生)の勘で圧力を決めた器械を今日渡すから、今晩から使ってみて」

おいおい俺そんなにやばいんかい

初めてのCPAP

nasal (nasal continuous positive airway pressure; 鼻シーパップ、ネーザルシーパップ)
装置よりチューブを経由して鼻につけたマスクに加圧された空気(陽圧の空気)を送り、その空気が舌根の周囲の軟部組織を拡張することで吸気時の気道狭窄を防ぐ方法。

<span”>Wikipedia より

要するに、「寝ている時に気道が閉塞(詰まって)しまって呼吸できないってことなんだから、鼻から強制的に空気を送り込んでしまえ」というある意味力技な器械です。

CPAPは基本的にレンタルなので、万が一壊れた場合でも交換して頂けると思います。自分の場合は破損は無かったんですが、年に1度の定期検査で交換になったり、新機種が出たので交換になったりと、現在使用しているのが3台目ですね。

あ、レンタルするためには最低月1度の受診が必要となります。

レンタルされるセットとしては,
  • 予め設定された圧力で空気を送り出す本体(コンプレッサー)
RESmart_CPAP_BMC-3.jpg

鼻に適度にフィットし空気を送り込むノーズマスクとそれらを接続するチューブ

CPAP.jpg

これらを収納するためのバッグ、交換フィルター、取扱説明書、という感じです。

そしてその夜。

僕は基本的にガジェット好きなので(笑)、新しいオモチャを手に入れた子どもの如くワフワフしながらセッティングしてましたw

最も重要なのはマスクのフィッティング。頭部と顔横にゴムベルトがある四点固定式なんですが、これらのベルトの長さ、マスクの角度など、「ズレない」「漏れない」「痛くない」範囲を探りながら調整します。これがなかなか難しい。

本体とチューブで接続したマスクを装着するとこんな感じ。


エレファントマン?!

でもほんとこんな感じなんですよ。夜中に出てきたらひっくり返りますよねこれ。

横になりCPAPのスイッチをONにすると、マスクから空気が流れ込んで、、、正確に言うと「押し込まれて」きます。

最初はかなり違和感というか、息を吸ったはいいけどどうやって吐けばいいんだ?!って感じでした。人工呼吸器とは違い、呼吸に合わせて圧力を逆転させたり上下させたり、ということはしてくれません。

ただ送り込むのみ!

なので、明確な意志を持って「息を吐く」必要があります。

また、口を開けてしまうと鼻から入った空気がそのまま口から漏れだしてしまい、「息吸ってるけど苦しい」状態になります。得てしてSASでイビキをかく人は口呼吸しており、口を開けて寝るクセがついている可能性が大です。慣れるまでの間、強制的にアゴを閉じさせるゴムベルトを使うのがいいかと思います(これも貸して頂けます)。

そして翌朝

もう、、、なんていうんでしょうか

「こ、これが睡眠というものか!!!!」

今までの睡眠ってのはなんだったんだろう、って言うくらいの爽快な目覚めでした。眠気もないし口の渇きもない。強いて言うなら鼻の中が乾いてるwくらいだったと記憶しています。

その後使い続けていると、明らかに日中の眠気が減った。。。というか普通に起きていられます。しっかり寝たのに身体がだるい、なんてことも無くなりました。もう、手放せません。

初代・2代目は結構モーター音とか空気音が大きめでしたが、先日交換していただいた新型はかなり静かですね~~!冬の乾燥対策に加湿ユニットもつけて頂いて言うことなしです!
ちなみに今使っているのが


ResMed 社の S9 シリーズというやつです。日本での提供は帝人ファーマ(株)のようですねー。

あれから

早8年位になりますが、基本的にCPAP無しでは眠れません。お酒を飲んだあとなど付け忘れて寝た翌日は後悔しかありませんね^^;;

また、ちょっと別件で診察を受けた先生に、横浜呼吸器クリニックの小野先生にSASを治療して頂いていることをお話したら

「よく小野先生を見つけ出しましたね!あの先生はまだSASがマイナーな頃から研究されていた日本での第一人者ですよ!」

と言われました。やっぱ小野先生凄い人だった~~~~!!

最後に

  • イビキをかく
  • 起きた時に猛烈な口の渇き
  • 日中の強烈な睡魔
なんて症状に当てはまる方々。SASは
「寝ながら窒息しかかってしまう」
病気です。慢性的な睡眠不足、周囲への騒音被害だけではなく、心臓へ過度な負担をかけたり、極端に言えば
「放置すると確実に命を縮めてしまう病気」
です。

違ったら違ったでいいじゃないですか、原因がSASじゃなくとも睡眠不足やイビキへの対策が取れるかもしれません。
ぜひ一度、診察と検査を受けて見てください!

川崎・横浜近辺にお住まいであれば横浜呼吸器クリニックの小野先生が超オススメです!(笑)

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